はじめに
我々は診断名に捉われることなく、
患者さんの訴えている症状に対し、
視診、問診、触診、運動検査等から
“治療対象” を推測する。
その治療対象に対して主に手指を用いて
適切な機械的刺激を入力することで
その症状を軽減/消失させ、
さらにその状態を維持することを目標に治療を行っている。
また注意しなければいけないことは
骨の変形やヘルニアの形態を治しているわけではなく
あくまでその診断名にかかわらず
我々の考える治療対象を探し出し
そこへアプローチしているということである。
以上のことを考慮したうえで
適応症状をご覧下さい。
筋徒手療法の効果が期待できる症状など
- 整形領域:
あごの痛み(顎関節症)、
頚椎症、首コリ、寝違え、むち打ち、
肩痛(四十肩、五十肩)、
肩コリ、背部痛、
肘痛(テニス肘、野球肘など)、
手・指痛(手根管症候群)、
腰痛(ギックリ腰、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症)、
殿部痛、股関節痛、坐骨神経痛、
膝痛、オスグット、半月板損傷、
足底筋膜炎
可動域制限(例、腕が上がらない、
膝が真っ直ぐ伸びない)、
側彎、手首の腱鞘炎、手指のシビレ、
関節のこわばり、突き指、バネ指
、繰り返す足首の捻挫、
骨折癒合後の不調・痛み、
打撲(打ち身)、など。
- 循環器系領域:
冷え性、ほてり、むくみ、不整脈、原因不明の高血圧、など。
- 消化器系領域:
胃腸の不調、便秘、慢性下痢、膨満感、胃のむかつき、
逆流性食道炎、など。
- 呼吸器系領域:
喘息、息苦しさ、など。
- 婦人科領域:
生理痛、生理不順、産後のケアなど。
- 泌尿器系領域:
頻尿、尿漏れ、夜尿症、尿閉気味、
膀胱炎、など。
- 視覚器系科領域:
ドライアイ、眼精疲労、仮性近視、など。
- 耳鼻咽喉器系領域:
耳鳴り、メニエル症状、めまい、
気圧の変化による耳の奥の痛み、
慢性鼻炎、慢性中耳炎、など。
- 皮膚系領域:
皮膚の荒れ、脱毛、
やけど・湿疹などが長期間治りにくい、
皮膚の黒ずみ、など。
- 肛門系領域:
痔疾、など。
- 神経系領域:
頭痛、顔面神経痛、メンタルクリニック領域での症状、
自律神経失調症、など。
- エステ系領域:
痩身、小顔、など
- その他の領域:
線維筋痛症、など。